KENZOの歴史
高田賢三は、1939年、日本 兵庫生まれ。
神戸外国語大学在学中に文化服装学院が男子生徒の募集を開始したため、中退して文化服装学院に入学。
1965年にパリに渡り、
1970年に「ジャングル・ジャップ」と名付けたブティックをオープン。
そこで発表した着物地のワンピースが評判を呼び、ファッション誌『ELLE』の表紙を飾る。
同年、パリコレクションデビュー。
和洋折衷の妙に溢れた独自の作風と色彩の斬新さでモード界に多大な影響を与え、70年代のファッション業界をイヴ・サンローランとともに引っ張った。
1983年にメンズライン、
1986年に、KENZO JUNGLE、KENZO JEANSを発表。
1999年に引退。(後任は、ロイ・クライスベルグがメンズ、ジル・ロズィエがレディースを担当した。)
本人は、自身の名を冠した「高田賢三」という新会社を設立。
2002年にブランド「YUME」を発表した。
Roy Krejberg / ロイ・クレイバーグ
デンマーク生まれ。
ダニッシュ ファションアカデミーを卒業。
1994年より、KENZOのメンズコレクションに携り、
2000年に、KENZOのメンズ クリエイティブディレクターに就任。2003年に退任。
2004年、ピーチョー・ダトワニとPeachoo+Krejbergを設立。
Gilles Rosier / ジル・ロズィエ
1961年、フランス パリ生まれ。
1982年、シャンブル・サンディカル・ドゥ・ラ・クチュールを卒業。
PIERRE BALMAIN、Christian Dior、ギイ・ポーランで経験を積む。
1987年から、Jean Paul GAULTIERでアシスタントを務める。
メンズ、レディースのファーストライン、セカンドライン、アクセサリーを担当した。
1992年、自身のブランド「GR816」を立ち上げる。
1992年、LACOSTEのフリーランス デザイナーに就任。
1994年、「GR816」を終了。
1997年、自身の名を冠したGILLES ROSIERを立ち上げる。
2000年に、LACOSTEのデザイナーを退任。
2000年、KENZOのレディース クリエイティブ ディレクターに就任。
2003年に退任。(後任は、アントニオ・マラス。)
Antonio Marras / アントニオ・マラス
1961年、イタリア サルディーニャ島生まれ。
父の生地屋働きながら服作りを独学で学ぶ。情熱で出資者をつのり、資金援助を得る。
1988年に自身のブランド、ピアーノ・ピアーノ・ドルチェ・カルロッタを設立。
1996年、自身の名を冠したAntonio Marrasのオートクチュールコレクションを発表。
1999年、レディースのプレタポルテコレクションをスタート。
2000年にはトレンド・レ・コパンのデザイナーに就任。
2004年、KENZOのレディース クリエイティブ ディレクターに就任。
2005年、トレンド・レ・コパンのデザイナーを退任。
2011年、KENZOのクリエイティブディレクターを退任。
Humberto Leon / ウンベルト・レオン
Carol Lim / キャロル・リム
ウンベルト・レオン、キャロル・リムは共に、1975年、アメリカロサンゼルス生まれ。
カリフォルニア大学在学時に出会う。
卒業後は、ウンベルトはBURBERRYとGAP、キャロルはBALLYでキャリアをスタートした。
2002年、OPENING CEREMONYを設立。
2011年、KENZOのクリエイティブ ディレクターに就任。
メンズコレクションはデザインチームが、レディースコレクションとテーマを合わせて発表していたが、
2017年より、メンズ、レディース合同でもコレクションを行う。