PRADAの歴史
兄弟のマリオ・プラダ、フラテッリ・プラダが、1913年に皮革製品店を開業。
世界中から質の高い革や珍しい素材を集め、イタリア職人の技術で豪華なアイテムを作り、それがブルジョワの間で評判となり、イタリア王室の御用達となる。
第一次、第二次世界大戦の煽りを受け、需要は低下。
経営不振の最中、マリオ・プラダは1958年に死去し、娘のナンザとルイーザが跡を継いだが、低迷が続いた。
1978年、マリオの孫娘、ウミッチャ・プラダがオーナー兼デザイナーに就任。
見事に時代の流れを掴み、トレードマークとなった工業用防水ナイロン「ポコノ」製のバッグを考案、
アパレル、靴、姉妹ブランド miumiu、と次々にブランドを拡大させることに成功した。
Miuccia Prada / ウミッチャ・プラダ
1950年、イタリア ミラノ生まれ。
ミラノ大学で政治学を専攻、卒業後にプラダでアクセサリーのデザインを始める。
1978年、PRADAのオーナー兼デザイナーに就任。
1982年、レディース フットウェア、
1989年、レディースウェア コレクションを展開。
1993年、姉妹ブランドmiu miuを設立。
1994年、メンズウェア コレクション、
1997年、PRADA SPORTをスタート、
2000年、アイウェアを展開した。
現在、プラダグループのCEOはミウッチャ・プラダの夫であるパトリッツィオ・ベルテッリが就任したが、40年近くもデザイナーを続け、プラダ一族のブランドの象徴として変わらずに存在感を放っている。
歴代デザイナー
WOMENS | MENS |
1913~ マリオ・プラダ | |
1989~ ウミッチャ・プラダ | |
1994~ ウミッチャ・プラダ |