FENDIの歴史
エドアルド・フェンディと妻アデーレが、1925年、毛皮工房を併設した革製品店をオープンさせたのが始まり。
ハリウッドで流行していた毛皮の襟巻きに着目し、毛皮のコートを売り出したことで成功する。
1946年より、5人の娘のうちの長女、パオラが仕事に関わり、アンナ、フランカ、カルラ、アルダの4人の妹もそれに続き、アドーレの後を受け継ぐ。
1965年、カール・ラガーフェルドがクリエイティブ ディレクターに就任。
1969年には、毛皮コートのプレタポルテを発表。
1997年には、アイコンバッグとなる「バゲット」を発表。
毛皮、バッグの他にも服飾、香水、アクセサリー、サングラス、インテリアアイテム、ブティックホテル、文化遺産保護プロジェクト等、幅広く展開している。
カール・ラガーフェルドは就任以来、50年以上に渡りレディースコレクションを担当、
メンズコレクションは、シルヴィア・べントゥリーニ・フェンディが担当している。
Karl Lagerfeld / カール・ラガーフェルド
1938年、ドイツ ハンブルク生まれ。
1954年、IWS(国際羊毛事務局)主催のコンクール コート部門で優勝。
翌年、17歳の若さでPIERRE BALMAINで働き始め、1958年にジャン・パトゥへ移籍。
その後、KRIZIA、シャルル・ジョルダン、Valentinoを渡り歩歩き、
1963年に独立し、プレタポルテ コレクションを発表。
1964年には、Choloeと契約。
1965年、FENDIのクリエイティブ ディレクターに就任。
1983年にCHANELのデザイナーに就任。
自身のブランドKARL LAGERFELDも立ち上げた。
1988年、Choleのデザイナーを退任するが、
1992年、再度デザイナーに復帰し、1997年に退任。
現在でもFENDI、CHANELのレディースウェア ディレクターを兼任し、最前線で活躍している。
Silvia Venturini Fendi / シルヴィア・ベントゥリーニ・フェンディ
創業者アデーレ・フェンディ、エドアルド・フェンディ夫妻の孫。
1987年に、FENDI SSIMEラインのクリエイティブ ディレクターに就任。
1994年にレザーグッズの責任者となる。
1997年には伝説となるバッグ「バゲット」をデザイン。
2010年よりキッズ ウェアのクリエイティヴ ディレクターも兼任している。